自分のお家のこと

息子(小学5年生)の授業参観がありました。
農家さんを手助けする方法を自分達で考え、一人づつ発表する内容だそうです。

前日の夜、息子から「明日授業参観来れないよね?」と。
息子が産まれてからずっと働いてきましたがそんな風に聞かれたのは初めてでした。
(今までも、ほとんど行けていませんでした。)

 

今回の授業参観、ずっと来てほしいと思っていたけれど、さくら広場があるので来れないことは分かっていてだまっていたけれど、前日の夜たまらず、聞いてきたんだなと思いました。

 

この頃のさくら広場は、通って来てくれている子のお母さまがとってもよくしてくださり、私がPTA役員の避けられない行事の時などはさくら広場の見守りを代わってくれたりしています。

でもさすがに前日ではお願いできないし。

 

どんな仕事をしていても同じ葛藤ですね。仕事の代わりはいるかもしれないけれど、この子の母親は私しかいない。

 

でも結局、「ごめんね、さくら広場があるから見に行けないけれど、夜かあさんの前で発表してくれたら嬉しいな。」

と伝えました。

 

当日の朝、たまたまPTA役員会の為、早朝バイトがお休みで家にいました。

息子が起きてきて「具合が悪いから今日は休む」と。

 

色々な想いがあったけれど、「お昼までに元気になったらさくら広場がはじまる前に二人でランチでもしよっか!」

と言って、二人でとんかつを食べてからさくら広場に来ました。

 

早朝バイトをしていると言ったら「朝、一人で朝ごはん食べて学校に行けせるなんて何考えてるの!」と怒っていた母の言葉が頭の中でこだましていました( ;∀;)

 

さくら広場をやっているせいで、我が子が犠牲になっている。そういう一面もあるのは事実だけれど、それだけを思って我が子のことを見ていたら本当にそれだけになってしまうから、いっぱいにあるよかったにも目をむけて、自分に出来ることい精一杯やろう!

 

働きにいっていた時とは違って、さくら広場を始めてからはそんな風に思っています。

さくら広場に一緒にいけることが大きいかもしれません。

 

かわいそうな子ただそう思うのか、子どもの力を信じてその中で出来るサポートをしていくのか。

後者でありたいなと思う今回の出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年同じ木を観察している坂川沿いの早津桜、今年もきれいに咲いていました!