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さくら広場通信について

さくら広場を開いてから1年半、多くの方にご支援いただきながら続けてきました。

毎月手書きですが「さくら広場通信」を発行し、自分の出来る範囲でお送りできるご郵送してきました。

ただお送りできていない方にもたくさんのお心を寄せていただいてきましたので、今までの通信の一部を少しづつ

ホームページに公開することで自分の想いを発信できていければと思っています。

 

ーーーーーーさくら広場通信 第2号 H29年7月14日発行ーーーーーーーーー

いつもさくら広場へのお心遣いありがとうございます。

先日さくら広場ではじめてのワークショップを行いました。

クラフトバンドという紙のテープでカゴを作るものです。20人以上の子どもたちが冷房が故障した暑い広場でカゴを作りました。お友達が先生を引き受けてくださりとても感謝しています。

物を作っている子どもたちの姿は本当に素敵でした。利益はほとんどありませんがやってよかったです。

 

時々、「なんで広場を作ろうと思ったの?」と聞かれます。やはり乳がんになったことが大きいのかなと思います。

3年半前に乳がんになり、その頃から再発という不安に苛まれるようになり、自分の人生を考えたときにやはり一番気になるのは息子のことです。

息子の中の母の記憶が「生きたかったけど早くに死んでしまったお母さん」となってしまうことがすごく不安でした。だから自分がやりたいことを一から初めてその姿を見せようと思いました。

「さくら広場をやっていたお母さん」という記憶が生き続けてくれたらきっと彼を励まし続けることが出来のではないかと信じてやっています。

そしてこれは始めてから気がついてことなのですが、こんな無謀な計画にもかかわらず皆様のように心を寄せてくださる方がいるということが私たちの何よりも財産になると思っています。

まだまだ始まったばかりですが、これからも見守っていただけると嬉しいです。